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高柳さかえからの提言 

介護への提言 ~介護の問題は待ったなし~

2025年問題!?

 厚生労働省によれば2025年に団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となり全人口の18%になると予測されています。また前期高齢者(65歳から74歳)も含めると、高齢者は全人口の30%にものぼり、 なんと高齢者一人あたり、現役世代(20歳から64歳)1.8人で支えていかなければならない事態となります。日本は2025年に本格的な超高齢化社会に突入するわけです。この問題は「2025年問題」と呼ばれます。 今の状態が改善されない限り医療・社会保障費の不足、介護サービスの供給不足がおきるのは必ずと言っても過言ではなく、介護が必要な方なのにサービスが受けられない介護難民や 介護のため止む無く離職する介護離職が急増すると言われています。このような大変な事態が4年後起こる訳ですが、この事実、意外と知られていないのが実情ではないのでしょうか。 また2025年問題に限らず介護・福祉の話は耳にはするけど詳しく知らないという方も多いと思います。実際、介護をする・される身になって初めて関心を持つ方が殆どかと思います。 それはある意味仕方のないことかもしれません。しかし私はすべての皆さんに少しでも関心を持っていただきたいと思うのです。
 上にも書きましたが、日本の介護施設・体制はいまだ発展途上と考えます。逆に言えば改善する余地はいくらでもある。 この問題に真摯に取り組めば皆様に必ず明るい未来が訪れると信じています。みんなで力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう!

高柳さかえの政策提言 ~鎌倉と政策!!~

[政策1]鎌倉市民病院をつくる ~市民の健康と命を守る~

新型コロナウィルス拡散により感染症の脅威を再確認しました。大阪では市民病院をコロナ専門病院にして住民の命と健康を守り全国から注目されました。 今後、ますます未知のウィルス感染症が増えると予想されるなか鎌倉にも住民の命と健康を守り感染症対策が十分対応できる市民病院が必要と考えます。

[政策2]高齢者対策・介護体制の充実 ~介護は現代社会が抱える大きな問題です。~

(1)特別養護老人ホームを増設し待機者ゼロにします。また身寄りのない人でも簡単に入居できるよう手続きを見直します。
(2)介護職員、訪問看護師等、介護関係者の待遇改善。休眠看護師の現場復帰支援対策。
(3)障害者24時間対応施設の充実。
(4)介護現場のペーパレス化・デジタル化を推進。
(5)介護離職対策。若者の介護負担対策。
(6)孤独死をなくすため見守りサービス・安否確認の強化、徹底を図ります。
(7)関係各所と協力して、ますます巧妙化している特殊詐欺から高齢者を守ります。
(8)人生100歳時代、運動環境の充実を図ります。

【Appendix】  介護政策に対する想い

介護の施設と体制の充実を!!

 介護人材が不足しています。特別養護老人ホームを増設しても介護人材が不足していては運営できません。介護人材の待遇改善は当然のことながら、 休眠看護師の現場復帰の支援、積極的な外国人の採用も考えていかなくてはいけません。介護の担い手は現在同様、日本人中心であることは変わりませんが、人手不足の昨今、 意欲・能力が高い外国の方々の採用は必須になるものと思われます。
 老老介護、認認介護という言葉が日々メディアで取り沙汰されています。これらに対して見守りサービスや一人暮らし高齢者向けの介護施設、第三者のサーポート体制の充実が今以上に必要なのではないでしょうか。 さらに働き盛りの世代を襲うかもしれない介護離職という現実。これは当事者はおろか日本としても大変な損失です。介護離職が起きる原因のひとつに「特別養護老人ホームは 原則、要介護3以上の高齢者でなければ入居出来ない」という決まり(介護保険法)があります。介護のため子供が会社を辞めなくてよい介護体制を素早く立ち上げなければならないのです。
 この問題に真摯に取り組めば皆様に必ず明るい老後を送って頂けるものと信じて、政策実現に邁進していければと常々思うのです。

介護の現場にもデジタル化・ぺーパレス化を

 近年、企業など民間ではデジタル技術を用いたペーパレス化が大分普及してきました。一方介護ではケアマネージャー、訪問介護、介護タクシー、福祉機器等々すべて契約でその都度、紙の契約書と印鑑が必要です。 そのような事務手続きは介護に関わる方々の大きな負担となっています。ですからデジタル技術を使って手続きの簡略化、ハンコ文化の見直し、ペーパレス化を推進し介護に関わる方々の負担を軽減しなければなりません。 「働き方改革」という言葉をよく聞きますがこのようなことからコツコツと効率化を進めていくことが大切かと思います。これにより介護従事者の負担が軽減され、ひいては介護を受ける側もより良い サービスを受けることができる。介護に関わる人々みんなが幸せになれる。そんな政策が実現できれば嬉しく思います。

[政策3]身を切る改革

(1)議員自ら身を切る改革を行います。市議会議員定数26→22を目指します。
(2)市政の合理化、公務員の働き方改革など、徹底した見直しを行います。

[政策4]防災・環境・地域対策 ~安心・安全、そして活気のある街づくり~

(1)指定避難所(小中学校体育館)への空調設備設置を推進。
(2)災害時におけるペットの対策も必要です。
(3)無電柱化の推進。電柱を無くし電線を地中化することは防災、交通安全に大変有用です。
(4)防犯カメラの増設。安全な街づくりに向けて犯罪抑止力の強化を。
(5)安心して遊べる公園の整備。
(6)地元商店街やスーパーと協力して、高齢者や免許返納者、車をもてない人のためのデリバリーを推進。
(7)新市庁舎移転計画、村岡新駅・深沢地域整備事業の大型開発計画が進もうとしています。深沢地域整備事業では市民が十分活用できる施設にします。
(8)文化遺産の保護を推進し、古都鎌倉の歴史・伝統を守ります。

[政策5]教育・子育て ~未来を担う子供たちは社会で育む、守る~

日本の教育への公的支出(GDP比)はOECD諸国(37ヵ国)の中で最下位レベル
(1)保育園の待機児童解消、保育時間の延長に取り組みます。
(2)クーポン券で子育て、育児世帯を応援。
(3)学校と家庭の連携を図りいじめのない教育社会へ。
(4)教職員の働き方改革を行い、待遇を改善します。
(5)日本の文化と言葉を守りつつバイリンガル教育を推進。国際社会で通用するグローバルな人材を育てていきます。
(6)友好都市との間で青少年スポーツ交流・文化交流の推進。

[政策6]ペットは家族

(1)保護犬・猫の譲渡活動のサポート(殺処分ゼロを維持)。
(2)ペットと過ごせる避難所の確保。